Life is made voyage

僕が僕らしくあるために!

協調性=馴合い組織の危険性

ネットで、ある記事を読んでいたところ、私の所属する組織にあまりに合致していたので、今日はその話。よく聞かれる組織の「協調性」というキーワード。これって社外に向けた建設的なものであれば良いのですが、社内でいう「協調性」は「同調圧力」と紙一重だと思ったりします。同調圧力は、みんながこう言っているから、みんなが参加するから、異なる意見や、異なる行動をしてはいけないという暗黙の了解。表向き風通しの良い職場と言っても、この協調性という名のもとに、否定的な意見がだせなくなり、仕事の本質がボヤけ、人材や発想の多様化を阻害する、組織にとってマイナスなことのように思います。

この社内でいう「協調性」って、私的には注意しないといけないと思ってます。少なからず協調性の裏にある陰湿な嫉妬心、劣等感、あるいは裏切りの可能性を頭に入れておくことが、真の大人で、それに気づかず、和気あいあいと馴れ合いに浸っているのは、現実の見えていない証拠かもしれません。ただ、それを表に出せば、敵をつくりかねないことも確かなので、社内の協調性を否定するのであれば、表向き協調性のある自分を演じておきながら、裏ではこっそり根回ししておくのが、大人の処世術なのかもしれません。なかなか会社組織は難しいですね。今日はとても重い内容でした。